カメラ関連

1-4.新品・中古のメリットとデメリット

カメラ本体やレンズ、どちらにしても価格は非常に高いです。

高いものこそ中古で、と考えている方もいらっしゃるかと思いますが中古で買う時には知識が必要です。

ほぼ未使用品だからといって良いものとは限りません。

 

それぞれのメリット・デメリットを把握した上で選択しましょう。

 

 

新品のカメラとレンズ

メリット1.保証が受けられる

新品のメリットは新品であること以外に保証が付けられることです

自然故障とか不注意で壊してしまった場合とか色々な保証がありますが、付けられるのは新品だけです

 

中古の場合も保証はあったりしますが、せいぜい一ヶ月程度です。

長くて一ヶ月の保証ではほぼ意味がないです。

一ヶ月なんてあっという間に過ぎてしまうので、ほぼ保証がないに等しいです。

 

特にカメラやレンズといった高額家電系は保証をつけておくのが一番安心です。

テレビとか冷蔵庫、掃除機や洗濯機も保証をつけている人が多いです。

家電関係は新品で買って保証をつけるのに、カメラやレンズには保証をつけ無いというのは不思議な話です。

 

金額だけ見れば冷蔵庫や洗濯機といい勝負してますし、もしかしたらカメラやレンズのほうが高い場合もあります。

人によっては使用頻度もさほど変わらない場合もありますし、保証は付けておいたほうが安心です。

 

メリット2.変な癖がついていない

車とかだとよくあるのですが、前オーナーの運転の仕方で変な癖が付いている事があります。

カメラも同様で前の持ち主の使い方次第では変な癖がついていることがあります。

特定のボタンだけやたらと擦り切れていたり、押しにくかったり、レンズの場合だと各リングが回しにくかったりします。

特にシャッター周りは押しやすい、押しにくい、押す時にちょっと癖がある、とか中古ならではのことがあります。

 

新品の場合は当然ながらそういったことがないので、安心して使えます。

 

 

メリット3.付属品が揃っている

当たり前といえば当たり前ですが、新品の場合は付属品が一通り揃っています。

箱や説明書とか基本的なものは全部揃っています。

中古の場合は箱や説明書は捨てる人が多いですし、場合によっては色々な付属品が無かったりします。

 

中には必要のない付属品もあったりしますが、一番最初は何が必要になるかは判断できないものです

ストラップがよくある例ですが、使う人と使わない人がいます。

使う人もとにかく毎回使う人と、必要に応じて使うが普段は外している人もいます。

 

これも好みの問題ですが、最初は必要かどうかわからないので持っておいて損はないです。

 

 

デメリット

新品のデメリットは値段の高さです

新品を買うデメリットって何?と聞かれたらカメラに限らず値段としか言いようがないです。

高いものはとにかく高いです。

 

そもそも中古で出回らないから新品しか無い、という場合は諦めますがカメラの場合はレンズも結構中古品が出回っています。

価格差もさほど無いものから数万円変わるものまであります。

中には古いモデルであれば中古品なら3万円くらいで買えることもあります。

 

使用頻度とか使用用途にもよりますが、中古との価格差が圧倒的な場合は結構悩ましいポイントです。

 

 

中古品

メリット

中古品のメリットは何と言っても価格です。

というか価格以外にメリットと言えるものがないです。

中古品を選ぶパターンとしては、安いか新品で手に入らないからのどちらかです。

 

新品との価格差が数万円変わってくるなら、中古品を買ったほうがいい事が多いです。

カメラは特に新品で最新機種なら30万40万としますが、その前のモデルの中古品とかになると10万円を切ることもあります。

いわゆる型落ちですが、最初に買う1台としては最新機種である必要もありません。

 

それなりに新しくて状態が良ければ中古で全然安く買えます。

特に最新機種が出たばかりであれば、型落ち品の中古を狙うとより安値で買えたりします。

 

特にレンズは古いものでも使えるものはたくさんあります。

傷や埃、カビとか曇りはさすがにNGですが、普通に使えるものなら古くて安いものでもアイデア次第で色々な写真が撮れます。

オールドレンズと呼ばれるフィルム時代の古いレンズになると、安ければ正常動作品が5000円で買えます。

 

安くてそれなりに写りも良くて状態も良いレンズが手に入るのも中古ならではのメリットです。

 

 

デメリット

中古なのでいわゆる「個体差」があり、当たり外れが大きいです。

状態がいいと言っても、その状態の良さは1個1個違います。

新品であれば誰も使ってないので安定した品質ですが、中古はどれほど使われたのか、保管方法とかも不明です。

 

価格も高ければ状態がいいとは限りません。

 

オークションやフリマの場合は中古の値段の付け方は自由です。

需要があるから高いのか、状態がいいから高いのか、状態が悪くてもプレミア価格で高いのか、その判断が重要です。

ただ単に高いだけのパターンもあります。

 

また、新品と違って保証が効かないので買ってすぐに壊れたらそれで終わりです。

普通に使って壊れたとしてもそれで終わり、というのが中古品です。

運が悪かった、としか言いようがないですがそういったデメリットも含めて買うべきものでもあります。

 

 

新品と中古、どちらがいいか?

新品途中このどちらがいいか、というのは本当にその人の使い方次第ではありますが基本的には新品をおすすめします

中古品かつ現物が見れる状態(又はそれに近い情報がある)かつある程度の知識があるのであれば、中古でも問題ありません

 

中古品だけど現物見なくてもいいくらいの情報を載せているパターンは稀です。

今使っているメインカメラは中古で買いましたが、上記の稀なパターンだったので本当にラッキーでした。

ただ基本的には相当運が良くないと出会えないと思ったほうがいいです。

 

中古を買うパターンとしては、中古品しか出回っていない場合です

特にマイクロフォーサーズマウントのレンズの場合、特注品があって中古品じゃないと手に入らない事があります。

しかも大体が期間限定の注文受付なので、今から新品を手に入れるというのは不可能です。

 

頑張っても未使用品です。

保証をつける新品を手に入れるのは諦めるしか無いのです。

販売店独自の保証があるとしてもせいぜい一ヶ月、保証内容もかなり狭いのであまり期待はできないです。

 

 

まとめ

最後にまとめです。

・予算とか問題がなければ新品がいい

・新品なら保証が付けられる

・中古なら安いが個体差がある

・新品で手に入らない事もある

 

新品がいいのは当たり前の話ですが、保証が付けられるという点が中古にはない部分です。

保証をつけると値段も上がりますが、実際に目の前でカメラが壊れたりレンズが壊れたりするのを見てきています。

 

だからこそ、保証が付けられるのであれば付けたほうが後々安心です。