カメラ関連

普通の風景写真を幻想的にする方法【期間限定 RAWデータ付】

近所の公園を普通に撮影して、レタッチで幻想的にする方法です。

実際、家の近所の公園で誰もいないタイミングを狙って風景を撮影してみました。

 

正直、風景撮影向いてねぇ…って思えるくらい「普通」な写真です。

それがこちらです。

THE 普通という感じの写真です。

 

元々コスプレイヤーさんメインの撮影しかしてないので人がいない撮影自体が弱かったりします。

ですがレタッチすればこんな感じになります。

 

比較してみましょう。

スライドバーを動かしてレタッチ前とレタッチ後を見比べることが出来ます。

Before imageAfter image

 

使っているソフトによって設定方法は違いますが、名称が違うだけであって同じような機能はあるかと思います。

 

使用ソフト:Luminar 4

 

 

最強の設定、神秘的

何それ、と思われるかもしれませんが本当に「神秘的」という項目が存在します。

名前を変更しているとかではなく、本当にこういう名前の設定です。

量は100、シャドーは54にしていますがお好みで設定して下さい。

 

とりあえず神秘的だけ設定してみます。

元画像と比較してみましょう。

Before imageAfter image

 

既にこれだけ変わってきます。

大まかなイメージはこの設定だけで出来るほどの凄さです。

 

シャドーを低くすれば暗くなり、高くすれば明るくなります。

あとはそれをどの程度反映させるか、というのが量です。

 

 

太陽光を生み出す

とんでもないこと言ってるように聞こえますが、太陽光を作り出します。

これも「太陽光」という名前のフィルターがあるので、こちらを使います。

太陽の位置だったり強さだったりを結構細かく設定できます。

現実的、というよりも幻想的・非現実的な世界観を作り出すのに便利です。

 

この中で一番使うのが「ランダム化」です。

ランダム化でいい感じのが出てきたら微調整する、というやり方が一番楽で良いものが作り出せました。

なのでこれと同じ設定にしても、同じものが出来るとは限りません。

大事なのは運と粘りです。

 

先程の神秘的と太陽光を組み合わせるとこうなります。

スライドさせてご覧下さい。

Before imageAfter image

 

ほぼ完成していますね。これで完成、といってもいいのですがもうちょっとだけ手を加えています。

 

 

最後の仕上げ、ランドスケープ・エンハンサー

名前がすごいですが風景関連のレタッチで使える設定です。

 

霧軽減はその名の通りです。今回の場合は霧を軽減してちょっとだけ色味を濃くしています。

ゴールデンアワーはだんだん夕方っぽい感じになっていく設定です。夕焼けとかをイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

緑樹の増強は葉っぱの部分です。強くすれば濃くなりますが濃すぎると存在感が凄い出てくるので加減が大事です。

個人的に赤・緑・青は強すぎると好きな色味ではなくなってくるので、程よい感じに仕上げています。

 

これで完成です。

左側が無加工、右側が完成品です。スライドしてご覧下さい。

Before imageAfter image

 

風景撮影の才能ないな、と思っている方もレタッチ次第でここまで変わります。

今回は何のテーマもなく「とりあえず風景、撮ってみるか」だったので何も考えていませんでしたが、仕上がりには自分では満足しました。

 

設定項目は少ないので、修正するとしても結構簡単です。

この設定だけあればいい、と気付くのに相当な時間費やしてますが…

 

[rawdata]

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